大切にしていた物を断捨離

今まで大切に使っていたお財布を断捨離します。

その財布は5年くらい前に主人に買ってもらった物です。

 

5年前は、子供が少ないし(当時1人、現在3人)今よりは金銭的な余裕はあったはず。それなのに常にお金がないと思ってました。

 

子供が増え、大きくなるにつれて、食費、被服費、習い事の出費が増えます。

 

その状況を何とかしなくてはと、もがく上でずっと使用し、お金の節約が少しずつできるようになってきた過程で使っていたお財布です。

 

お金の貯まりやすいお財布の使い方なんかも、この財布で実践していました。本当に大切にしてきた財布です。

 

まだまだ使える気もするんですが、最近、主人のお母さんよりお財布を頂きました。その時これはお財布を変える時期が来たのかなとなんとなく思いました。

 

大切に使っていた物を捨てる時に、いつもの断捨離みたいにゴミ箱へポイが出来ず(←ここまで迷ったのは初めてです)メルカリに出す事も出来ませんでした。

 

ネットでお財布の捨て方を検索し、神社などへ持って行く方法もあるみたいですが、そこまでする必要は感じられなかったので、紙に包んで【今までありがとう】のメッセージを加え、雨の日に捨てる事にしました。

 

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今までの私だったらまだ使えるし保管しておこうと思う所ですが、新しいお財布に巡り会えた事で、このお財布はお役御免になったと思い、感謝の気持ちを持って手放す事にしました。

 

同じ手放すでも、気持ちがこんなに違うものかと不思議な気持ちです。

断水を経験し普通の生活の有難さを知りました

平成30年7月7日の豪雨の影響で断水まで経験したこの1週間。被害の状況を見て断水が長引く事を覚悟した時、思いがけず復旧が早まるという情報が流れてきました。

 

本当に絶望的な街並みだったのに、こんなにも早く復旧したのは酷暑の中や夜通し作業にあたってくださった方々のおかげです。周囲では今、たくさんの感謝の言葉が飛び交っています。

 

断水の生活をしてもつい蛇口に手が伸びます。水の出る地域に行った時、手をかざすと普通に水が出る、そんなごく当たり前の事に感動しました。

 

蛇口から水が出る、毎日お風呂に入れる、喉が乾けばお店や自動販売機で飲み物が購入できる。そんな当たり前の生活が、本当は当たり前ではなく有難い事なんだと思い知らされました。

 

今まで節約のために節水はしていても、大量に使うのは勿体ない、少しの水でも有り難く大切に使おうという気持ちは今回の経験をしなければ感じる事が出来なかったと思います。

 

まだ、5歳と3歳の娘たちには理解出来ないかもしれませんが、この経験を伝えていき、感謝できる人に成長して欲しいです。

断水でスーパーからすぐになくなったもの

平成30年7月7日の豪雨により、広島では多大な被害が出ました。

 

土砂災害も多く発生し私の住んでいる町は断水を余儀なくされました。当初は4日くらいと噂が流れましたが、3日後には約3週間ほどかかるという情報に変わりました。

 

断水になる3時間前に町内放送が流れて貯水するようにとの事だったので、お風呂、鍋、ボウル、水筒などありとあらゆる物に貯めました。そして、お米を沢山炊いて冷凍保存しました。

 

想像力のない私には、断水開始までこの対策しか行いませんでしたが、その間にも町の皆さんはもっと広い視野で断水対策をされてました!

 

〈お店やさんから消えたもの〉

◆パン類、惣菜系、パスタのソースやカレーなどのレトルト食材、レンチン食材など

◆氷、ペットボトルのお水

◆その他ジュースなどの飲料水

◆カップ麺

◆お水が貯めておけるもの(タンク・コンテナ・バケツ類)

◆ウエットティッシュ

◆紙皿・紙コップ・割り箸など

 

水をある程度確保できる時間があったので購入された物には水を使う物も結構ありますが、基本、料理する時も後片付けにも水を使わなくて良い物が最初になくなりました。

断水の今、気をつけている事

断水になって2日が過ぎました。

 

断水になる2時間前に町内放送が流れたので、お風呂に水いっぱいと、水筒、鍋、ボウルなどなりとあらゆるものに水を溜めたのですが、

 

断水当初、断水も4日くらいだろうという噂が、今日になって10日〜2週間程度かかりそうという情報に変わって出て焦り始めました。

 

水も腐るから溜めておいても良くない、4日もてば良いんだしと思って使っていたので、お水もだいぶ少なくなってます。

 

確かに水道水は消毒殺菌されているとはいえ、3日〜5日が消費期限です。冷蔵庫で保管するならまだしも大量の水が入るわけもなく、7月の暑い時期に常温保存をせざるを得ない状況です。

 

災害時に困る事はホントたくさんあると思いますが、病気になる事も凄く怖いなと思ってますので、我が家がとった対策を書き留めておきます。

 

〈ここからは気をつけている事〉

 

◆エアコンのつけっぱなし

節約している我が家には痛い出費ですが、水を腐らせて病気になった方が高くつと思い、断水になった土曜日から日曜日まではなるべくエアコンをつけっぱなしで水をなるべく傷ませないように過ごしました。

 

◆体は清潔に

お風呂に入れない日は、なるべく子供達には汗をかかない遊びをしてもらう。うちの子達は皮膚が弱いので汗をそのままにしておくとすぐ痒くなってしまうので、お風呂に入れない日はお湯で体を拭く。でも1日だけでした。何度言い聞かせてもすぐに追いかけっこが始まるし子供は汗かきなので、子供達だけは毎日体も髪も石鹸、シャンプーで洗ってあげました。湯船には浸からせてないので、夏で本当に良かった。

 

◆お風呂の水と料理の水の使い分け

潔癖と言われるかもしれませんが、お風呂の水をお皿洗いには使用しませんでした。もったいないけど、鍋や水筒にストックしている飲める水道水を使って漬け置き洗いなど少量の水で効率よく洗う。お風呂の水は体を流す、トイレの排水にしか使用しない。歯磨きの水ももちろん飲める方の水道水。

 

◆臭いが出るものは早急に処理

パパはおしっこは流さなくても良いと言っていましたが、おしっこでも凄く臭うのでパパを説得して我が家では1回1回お風呂の水で流してます。(←水がなさすぎてどうにもならなくなったら大人用オムツなどをトイレに敷いて対応しようかな。あ、でも物資が不足している今はきっと売り切れてるだろうな)

 

あと台拭きやキッチンのタオルなど汚れの多いタオルを洗濯できない日は、お風呂の水に洗濯洗剤を混ぜたもので漬け置き→手洗い。(少し離れた地域のコインランドリーが開いていまして、使用ができますが5.6時間待ちなので、なかなか行けません)

 

色んなものが臭ってくると、結局どれが臭うのか分からなくなるし、部屋中が臭くなるし、菌が増殖しそうで、なるべく臭いを発生させないように心がけました。

 

◆水を使う料理は避ける

少しの辛抱と思い料理はパンやレトルト食品、冷食など、どんどん使用しました。紙皿もどこのスーパーや10均にもどこにもなかったですが、実家からもらってからは洗い物も随分減りました。スプーンやお皿にラップを巻いたりして工夫もしてました。

 

 

お風呂について

自衛隊の艦艇で、時間の指定はありますがお風呂を無料開放してくれてます。

※銭湯は水道水ではなく井戸水を使用しているところが多く、普通に営業してました。人も多いし仕事が終わってから行くのにも限界があるので毎日は通えませんが、2日に一度くらいは通えたら通おうと思ってます。

 

今回の断水ではお水のありがたみ、普通に生活できる事は幸せなんだという事がわかりました。

電気とガスが使えるだけでも助かってます。

 

避難所生活をされている方には、心よりお見舞い申し上げます。そして、支援して下さっている方、昼夜問わず復旧作業に当たっている方、本当にありがとうございます。

 

私たちもお互い協力しあって乗り切りたいと思います!

今回の災害で学んだ事

避難所生活をしている方、家を失った方に比べると断水だけ(電気・ガスが使える)という状況は恵まれていると思いますが、今回の断水では色々考えさせられましたし、日々何気なく使用している水の大切さを痛感しました。

 

まだ断水状態ですが、今回の災害時の困った事を忘れない為にも記録を残しておこうと思います。

 

〈断水で家にあって良かったなと思うもの〉

◆紙皿や紙コップ、割り箸など

◆ラップ

◆電気ポット

◆ウエットティッシュティッシュ

◆水筒(少しずつ水を使いたい時に便利)

◆バケツ

 

〈やって良かった事〉

◆お風呂に溜め水(10時くらいに昼から断水になる旨の放送がかかったので水を溜める事が出来ました)

◆鍋、水筒、ボウルなど溜められるものにはなんでもお水を溜めました。

◆お米を炊く(水がまだ出る状態の時に炊飯器マックスの量を炊きました。小分けにして冷凍)

 

 

〈助かった事〉

◆電話は繋がらなくなったけど、LINEはやりとりできたので情報交換に役立った

◆電気が使えたのでなるべく冷房をかけて、汗をかかないようにできたし、食材を腐らす事もなかった。

 

色んな災害があると思います。いきなり家を失う方もいますので一概に言えない対処方法ですが、災害時には今までの経験や知識は役立つなと思います。

 

 

まだまだ断水が続くので一段落した時に、また加筆していこうと思います。

ミニマリストは災害時に弱い?

私は広島に住んでいます。

今回の災害の中でも幸い比較的被害は少ない地域ですが、昨日から断水が始まりました。隣町へ行く道は全て土砂災害などで遮断され、今でも陸の孤島です。スーパーなど、水や食料は全滅状態の場所です。

 

私は数ヶ月前からミニマリストを目指し、家の断捨離をしています。パートに出ているのでホント少しずつですが家の中の使ってないものを、必要な人へあげたり、リサイクルショップへ販売したり、捨てたりして徐々に家の中の物が少なくなってきていた所でした。

 

その中での今回の災害。

特に小さい子供がいる家庭では、やっぱり多少の物は必要だなと思いました。

 

大量のストックは要らないけど、もう少しでなくなるけどギリギリまで日々の物を購入してなかったりすると焦ってたかもと思います。

 

子供服も、洗濯出来ないので少しでもあると安心です。幸いな事に保育園でたくさん着替えが必要なので多少の着替えはあります。でも、ママ友から避難所生活で子供服が必要と連絡は入った時は我が家の分でいっぱいいっぱいで寄付できる程の服がなく申し訳無かったです。

 

ただ、今現在3人目妊娠中なので2人目の時に購入していて余った将来使おうと思ってたおしりふきのストック、女性用ナプキン、未使用のタオル、バスタオルなどは寄付させて頂きました。

 

避難所の方に少しでもお役に立てれば良いな。

 

注意!

少ないもので生活する習慣が身についた事は今回の災害にも役立ったと思います。必要最低限で暮らす自信がつき始めていたから。それに、断捨離して物が少なくなった事で、どこに何があるかすぐ分かって災害生活も前よりはストレスが少なかったように思えます。

ミニマルな生活をするには災害時に生きて行けるように対策する事が必要だという事かな。

 

なので、ゆるいミニマリスト目指してこれからも断捨離は続けていこうと思ってます。

 

逆境は成長のチャンスだけどその時に気をつける事

昨日、ニトリの社長が過去に経験した壮絶な体験を語っていました。

 

それを乗り越えて実績が出来た今だからこそ冷静に語れると思います。当時は相当ご苦労された事がテレビを通して伝わってきました。

 

目には目を歯には歯をという言葉もありますが、嫌なことをされたからといって相手に嫌な事をすると大抵上手くいかないです。相手の土俵に立っても負ける事の方が多いと思います。

 

ニトリの社長も、地道に証拠を集めて少しずつ少しずつ会社を回復させていきました。

 

苦しい時ってすぐにでも結果を出したくなったり途中で心が折れそうになったりしますよね。

 

でも自分が正しい事をしていると思って少しずつでも前に進んでいれば、自分に偽る事もないし、嫌な事をしている自分を嫌いになる事もないです。

 

ニトリの社長も言ってましたが、逆境って実は成長できるチャンスなんですよね。私も結婚してからは今まで積み重ねてきた自分の常識をことごとく変えざるを得ない状況にぶち当たり、相当苦しかったです(今も苦しんでいる事多数です)が、8年前に結婚した当初よりは色んな事が楽になってきました。

 

逆境から逃げず自分の心に正直に、時には自分の常識を疑って考え方を変えながら生きていれば、いつかは道がひらけるような気がします。(あ、でも、逃げるのも反対ではありません)